驪州(ヨジュ)市内入口のロータリーにある世宗大王の銅像。
朝鮮王朝第4代 世宗大王(セジョンデワン)と昭憲王后(ソホンワンフ)が合葬されているお墓、英陵(ヨンヌン)。
世宗大王(セジョンデワン)はハングルをつくった王様で、1万ウォン札の肖像モデルとして知られています。
入場無料の世宗大王歴史文化館。タッチパネルや映像などを駆使した最新式の博物館で、世宗大王の業績に関する資料や遺物が展示されてます。この日は休館でした。
英陵(ヨンヌン)は長い間(なんと2年半)工事をしていて、以前来たときは文化館しか見学できなかった・・・ㅠㅠ ので、今回は確認してから来ました。
全体図。英陵(お墓)までわりと歩くので、中程度の体力が必要です。
チケット売り場。英陵(ヨンヌン)の観覧料金は500ウォン(約50円)
世宗大王銅像(立像)
金色の像が見えてきました。
ところで、わたしがこれまで見た4つの世宗大王像はすべて玉座に座っているスタイルでしたが・・・
① 世宗大王記念館〔1968年〕
② 汝矣島(ヨイド)公園〔1998年〕
③ 光化門広場〔2009年〕
④ 驪州(ヨジュ)市内ロータリー〔2005年〕
世宗大王はハングルの他に、測雨器や日時計などの科学機器、国楽の楽器や楽譜などを発明しました。それらさまざまな発明品が復元・展示されています。
見ただけでは、何の道具なのか、サッパリ ㅠㅠ
韓国は緑の中にアートのオブジェが配置されている広場や公園が多いです。箱根の彫刻の森美術館のようなスタイルでしょうか。
龍がモチーフとなっているものが多いです。
斎室
斎室は、陵(王の墓)を管理する参奉が行われる場所で、祭官たちがそこで祭祀の料理を作ったり、祭器を保管するなど、祭祀を準備する家である。
出著:国家文化遺産ポータル
祭祀の料理を準備した水刺間(スラッカン)や、使用された食器など。
お墓を守る官吏が住んでいた部屋。
右が入口、★印が世宗大王像、左が英陵。すでにかなり歩いてきましたが、地図を見ると、英陵(ヨンヌン)まで、まだあと半分くらいです。
ユネスコ世界文化遺産 世宗大王英陵(ヨンヌン)
広い道に出ました。
道の左側は「御路」で王が歩く道、右は「香路」、祭祀のときに香炉と祝文を持って歩く道。
王が歩く左の道は一段高くなってます。
こんもりした山が見えます。左からぐるっと回ってのぼります。
へびに注意!自然が守られているので、動物も棲んでいるんですね。
あまり近くまでは、近づけないようになっています。
ここは『幾重にも太陽と月の姿を帯びて鳳凰が翼を広げて降りてくる形で、最高の吉相の地』だそう。
見学後は、来た道を戻ります。上は靴についた土や埃を払う機械。掃除機のようなホースから、強い風が出てきます。
険しくはないですが、久しぶりに軽く運動した爽快感♥
朝鮮王朝の王の中で「大王」と呼ばれるのは世宗大王だけ。業績に対する尊敬の意味がこめられています。ユネスコ世界文化遺産の世宗大王のお墓、英陵(ヨンヌン)。世宗大王歴史文化館とあわせて、見どころ満載のおすすめスポットです♪
所在地
京畿道驪州市陵西面英陵路269-50
경기도 여주시 능서면 영릉로 269-50
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