10月3日は「開天節」で、韓国は祝日。開天節とは文字通り、天が開かれた日、民族の始祖である檀君王倹が古朝鮮を創造したことを記念する日。1949年より国慶日として、祝日に定めれられた。
開天節(建国)を語るには、檀君神話を抜きにして語ることはできない。檀君神話とは、韓半島で初めて国家が建てられた古朝鮮の建国の始祖神話。檀君神話についてここで語ると長くなるので、簡単に・・・
熊と虎は人間になることを望み、結局熊だけ人間の女性に変わることができた。この女性(熊)と結婚した桓雄の子が檀君王倹である。
虎と熊
2018年平昌オリンピック、パラリンピックのマスコット、スホラン(虎)とバンダビ(熊)を撮った写真が大量にあるので(今さらながら)ご紹介・・・
白い虎 スホラン
平昌オリンピックのマスコット。白い虎は韓民族の象徴とされてきた守護動物で、五輪の心強いマスコットを象徴。 守護(スホ)は五輪に参加する選手、参加者、観衆を保護するという意味。ランは虎(ホランイ)のランと、大韓民国の民謡の一つである江原道の旌善アリラン からつけられた。旌善アリラン は、すべてのアリランの中で最も歴史が古く、すべてのアリランの元祖と評価されている。(江原道に平昌がある)
月の輪熊 バンダビ
平昌パラリンピックのマスコット。 月の輪熊(バンダルカスムゴム)は韓民族の忍耐、意志と勇気を象徴する。バンダは半月の意味を、ビ(碑)は、大会を記念するという意味を盛り込んでいる。 また、江原道を象徴する動物はツキノワグマ(名前はバンビ)だ。
ちなみにスホランとバンダビのデザイナーは弘益大学の教授だそうです。
スホランとバンダビ in ソウル
ハイタッチをカウントするタイプです。
空気を入れるタイプです。
韓国の冬は激寒で、マイナス20度になることもしばしば。そのため、服を着ている木もあります。有名なソウルのデートコース、徳寿宮トルダムギルの並木道。
めずらしく燃灯(韓国のランタン)タイプでつくられているスホランとバンダビ。
ホドリとゴムドゥリ
ところで、1988年のソウルオリンピック、パラリンピックのマスコット、ホドリとゴムドゥリも虎と熊だった。
平昌五輪組織委員会は、マスコットが虎と熊であることは、1988年のソウルオリンピックのマスコットが虎と熊であることと関連していることを明らかにした。スホランとバンダビはホドリとゴムドゥリの子供という説もある。
スホランとバンダビ in 江原道
でかい!!今までで一番の大きさ・・・さすが江陵(オリンピックは平昌および江陵地域で行われた)
比較対象がなくてわかりにくいですが、かなり巨大。後ろの壁には販売中のスホランの記念切手の広告が。買いたかった・・・
空気をいれる風船タイプ。やはりソウルより大きめ。
ソウルは狭い範囲内で多くのスホラン、バンダビと遭遇する。とにかく数が多かった。また、ソウルと、平昌のある江原道を比較してみると、江原道のスホラン、バンダビは、ソウルより1.5~2倍以上大きいということがわかる!!
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