韓国の秋の名節 秋夕=チュソク。2021年は9月21日がチュソク当日で、土日を含めると18~22日まで最大5連休。秋夕(チュソク)には親戚一同が故郷に集まり先祖のお墓参りをしますが、今年はコロナ19事態の影響で多くの集まりは自粛です。
韓国の高速列車ITXで出発~
日曜朝9時前のソウル駅。やはりコロナの影響で普通の日曜日より人出が少ないです。
この日は大人気のトロット歌手 ヨンタクがデビュー16周年のようで、ソウル駅にはずら~っと映像が並んでました。
列車のホームに入る前の体温測定機。
手を差し入れるとシュッと消毒液が噴射され、どこにも触れずに消毒できます。
乗車率は20~30%くらい?だったかと思います。
韓国の伝統的なお墓 先山(ソンサン)
一族のお墓に到着。山の斜面につくられた韓国の伝統的なお墓で、先山(ソンサン)と呼ばれます。祖父と祖母のお墓が一番上にあり、その下に長男、次男・・・というふうに世代が下がるにつれ下に降りてきます。
秋夕(チュソク)の前に必ずしなければならないことは、草刈り(ボルチョ)です。このように山にあるお墓の場合、一年たつと前に進めないほど草が生い茂ってきます。広範囲でなければ草刈り機で自ら作業できる場合もあります。うちの場合、子の代でお金を出し合い、いとこがまとめて草刈り業者に依頼しています。
ところで、お墓の写真を撮るのは、日本だと多くはタブーですね。韓国もそれぞれなので一概には言えないですが、自然の中にあるお墓の場合、少し感覚が違います。とは言っても他人のお墓をむやみに写真に撮ったり、SNSにアップしたりするのはもちろんNGです~
近年の韓国のお墓
韓国ドラマに登場するお墓は、納骨堂(ナッコルタン)という、ロッカーのように区切られたスペースに納骨するスタイルや・・・
見晴らしの良い山・丘の上、たまに散骨なども見かけます。
いずれにしても韓国では近年火葬が主流です。管理も大変なので、山の斜面に伝統的な一族のお墓を新しく造るケースは少なく、やはり時代の流れがあります。
チュソクの奇跡♪
父のお墓の前に栗がイガイガつきでたくさん落ちていたので、栗を払いのけていたら、オモ、山の上のほうから降りてくる人が。一族のお墓なので、きっと親戚に違いない・・・
「こんにちは。・・・どなたですか?」
「○○(父の名前)の娘です」
「え??お~~お~~うれしいです。もし・・・日本から??」
という会話があり・・・
生まれて初めて会う18歳上の사촌오빠=サチョン オッパ(いとこのお兄さん)でした♪
ところで韓国は昼からお酒を飲んでる人、本当に多く、よくある普通の光景です。というか、日本には少ないだけなのかも?
わたしが持っている祖父母や父の兄弟の写真を見せたり・・・いとこからは、父や母、幼いころの弟と韓国で会った話などを聞けて楽しかった♪
コロナ今年はでチュソク前後にお墓参りをする人が多いので、奇跡☆!と言うほどではないけれど・・・