光復節76周年 光を取り戻した日
日本で8月15日は「終戦記念日」とされ、この時期は毎年、先の戦争を美化するドラマが放送されています。でも戦争は美しいものでしょうか?いいえ・・・後からどんなドラマを仕立ててみても、戦争は決して美しいものではありません。欲深い一部の者だけ利益を得てほとんどの人は意味もなく死んでいくのが戦争でしょう。
8月15日、立ち位置を変えてみれば、日本の侵略戦争が敗戦に終わり、言葉に尽くせない被害を受けた韓半島、アジア諸国の人々が開放され、光を取り戻した「記念日」です。でも悲しいことに、それらの出来事はなかったことのように、日本の学校の教科書や戦争ドラマには登場しません。
国慶日(クッキョンイル)
韓国で8月15日光復節(クァンボッチョル)は、3・1節、制憲節、開天節、ハングルの日とともに、五大国慶日(クッキョンイル)のひとつとされます。
8月15日、Google韓国のトップ画面では、毎年大極旗(テグッキ)がはためいています。光復節(クァンボッチョル)は韓半島が日本の植民地支配から開放され、独立した日(1945年)で、今年76周年。「国の慶事のある日」といっても、楽しい、幸せな日ではありませんが、歴史的に意義深い日。
また同時に、大韓民国政府樹立(1948年)を祝う日です。国の記念式や行事があり、家庭でも国旗の大極旗(テグッキ)を掲げます。
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植民地歴史博物館(1)
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