敦義門博物館マウル「独立運動家の家」
独立運動家の家は、3.1独立運動と大韓民国臨時政府樹立100周年を記念して、つくられた展示館。独立運動家たちの愛国精神と犠牲の意味を称え、さまざまな活動を展開した独立運動家の住まいを再現した。
3.1独立運動
日帝の侵略と植民地統治に抵抗し、1919年3月1日 各地で同時に起きた民族独立運動。
独立運動家たちの部屋
女性運動家の部屋
これまであまり知られてこなかった、女性の独立運動家たちについても紹介されている。独立運動資金を集める役割などを担い、女性たちも男性運動家と一緒に活動した。
私たちの祖国は決して男性たちだけのものではない
私たち女性も独立運動に参加する義務がある
車は片方の車輪だけで走ることはできない東京留学生会 2.8独立宣言準備の会での 黄エスター(女性独立運動家)の演説より
男性運動家の部屋
机の上に独立宣言書が置かれている。当時独立宣言書は、費用をかけずに印刷できるガリ版機で大量に印刷され、撒かれたり、壁に貼られた。そして複製され、人から人へ渡され広がっていった。
2019年は大韓民国臨時政府 樹立 100周年
ソウル(当時の京城)で宣言された3・1独立宣言に基づき、大韓民国の独立の意思を世界に知らせ、韓半島内外の抗日独立運動を主導するため、1919年4月11日、中国上海に大韓民国臨時政府が樹立された。
大韓民国臨時政府の要人。左から김철(金澈)、신익희(申益熙)、윤현진(尹顯振)、안창호(安昌浩)、최창식(崔昌植)、현순(玄楯)、이춘숙(李春塾).
独立運動家の言葉
申采浩(シン チェホ)
「歴史を忘れた民族に未来はない」
安昌浩(アン チャンホ)義士
「真実には必ず従う者がいて 正義は必ず成し遂げられる日が来る」
安重根(アン ジュングン)義士
「大韓独立の声が天国に聞こえてくれば 私はまさに踊って万歳を叫ぶだろう」
白凡・金九(ペクボン キムグ)先生
祖国と民族を愛した指導者白凡・金九先生。白凡は號。「わたしの願いは何かと 神様がお聞きになるなら“わたしの願いはただひたすら大韓の独立です”と答えるだろう」
フォトゾーン
独立運動家の一員となり、大極旗を持つ写真を撮影できるフォトゾーン。(下の写真撮影時は、敦義門博物館マウルの中央広場にイベントの舞台を造成中のため外壁の前が荷物置き場になっている)
外壁に描かれた絵の人物は、左から独立運動家 柳寛順烈士、安昌浩義士、安重根義士、金九先生、尹奉吉義士(一番右側の人物は?わからない)
敦義門博物館マウル
独立運動家の家は敦義門博物館マウルの中にある。敦義門博物館マウルは、リモデリングされ2019年4月6日から新たな文化空間として生まれ変わった複合施設。展示館とさまざまな文化体験ができ、伝統的な韓国と、60~70年代、そして現代の最新の韓国を楽しめる場所。
マウルの北側には韓屋造りの建物が並び、さまざまな体験ができる。(事前の申請が必要)
Address
서울특별시 종로구 송월길 14-3
14-3 Songwol-gil, Jongno-gu, Seoul
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敦義門博物館マウル
2017年に鐘路チョンノ区にオープンした敦義門トニィムン博物館マウルは、リモデリングで展示館と体験イベントを備え、2019年4月6日 新たな文化空間として生まれ変わりました。 敦義門トニィムンの歴史と ...