正読(チョンドク)図書館は、50万冊の蔵書と2万5千点の教育資料を所蔵しているソウル市立の公立図書館。もとは京義(キョンギ)高等学校だった建物で、1977年に開館。ソウル教育博物館の後ろに位置しています。
中に入ってみると、子供図書館、青少年館、語学関連の部屋、多国語・新聞雑誌、人文社会自然科学室…等 たくさんの部屋にわかれていて、とにかく広いです。まだ奥があるの?あらこっちも?という感じで、増築もしているのか、広すぎて全体の位置関係が把握できませんでした。まさに昔の学校の造りで、なつかしい感じを受けます。おそらくほとんどの人が、どこかで見たような印象を受けるのではないかと思います。
柱はどこに?と思うほど広く、端から端まで見渡せる部屋もあります。平日だったせいか広い割に人は少なめ、空いた席もありました。何も予定が無い日にのんびり本を読みに来るのも良さそうです。
ソウル教育博物館「大韓の独立と結婚します」の展示に使用されていた絵が飾られていました。売り物なのかな?と思いましたが、値段はついておらず、ただ展示されているだけでした。「絵で出会う女性独立運動家に隠された話」といった内容の文章が一緒に書かれています。
正読図書館は仁寺洞や景福宮から近いため、前庭では韓服を着た多くの外国人観光客の姿を見かけました。また、ちょうど桜が満開の時期だったので、お花見に来て写真を撮っている韓国人カップルも多かったです。
めずらしく女子高生も見かけました。制服がとってもかわいい。韓国の女子校生の制服は、上着もタイト、スカートもタイトで、本当におしゃれ(少しセクシー系)なんです。スタイルイイわ~。しかもメイクもしてるわね?大人っぽいです。
韓国では、日中は大学生以外の学生をほとんど見かけません。みんな放課後は学院(ハグォン)といわれる塾、予備校のようなところで、22~23時まで勉強して、クラブ活動もしないそうです。そんなに勉強しなければならないなんて、韓国の学生は本当に大変だと思います。
ところで、韓国では中学校から学校の授業で第二外国語の選択授業があり、高校卒業時にはある程度の外国語会話ができる学生がほとんどです。実践で使える外国語を、学校の勉強で得ることができるのは理想ですね。
正読図書館は門を入ると美しい芝生と噴水があり、春は桜が大変美しいです。また、ソウル市内に住んでいるか、ソウル市内に勤めていれば本やDVDなどを借りることもできます。最近人気の三清洞エリアにあるので、是非のぞいてみてください~
ではまた、アンニョン~
Address
48, bukchollo, Jongno-gu, Seoul, 5-gil