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朴正熙(パク・チョンヒ)政権とソルロンタン

投稿日:2020年2月1日 更新日:

ソルロンタンのグクス(ソーメン)の由来

この料理はソルロンタンです。

ソウル名物 ソルロンタンに麺が入っている理由

ソウル名物 ソルロンタン

ソルロンタンはソウル名物といわれる。朝鮮時代の首都漢陽ハニャンの時代からの伝統料理で、日帝強占期の京城キョンソン時代、ソルロンタンは市民の生活にあり、当時書かれた文学作品にもたびたび登場する。

ソウル名物 ソルロンタンに麺が入っている理由

寒い日には熱々のソルロンタン(写真:ソウルサラン)

ドンシク
韓国人は牛肉が好きだ!

ソルロンタンはもともと牛の頭と一部の内臓、骨を中心に煮込んだ乳白色のスープ。好みに合わせてカットゥギで味を調えて食べます。日本ではカクテキとよばれるカットゥギは、大根でつくったキムチ。かなり大きい状態で出てきて、各自ハサミでカットして食べる場合もあり、小さな角切りとは限らない。

ソウル名物 ソルロンタンに麺が入っている理由

中央がカットゥギ。ソルロンタンといつも一緒♡

韓国の食堂でソルロンタンを注文してみると、たびたびグクス(小麦粉でつくった素麺のような麺)がひとかたまり入っている。小皿に別についてくることもある。これは朴正熙パクチョンヒ政権の政策と関係がある。

チーム長
オモ。そうなの?
愛読書のソウルサラン(愛)で知って調べてみたよ
テヒ
無料ソウルサラン(ソウル愛)

愛読書 서울사랑♡(ソウル愛)

混粉食奨励運動

1960~70年代に韓国で施行された政策。 主食である米の消費量を減らすための方法の一つで、 混食は米以外の様々な雑穀を混ぜて食べるもの、粉食は小麦粉料理を意味する。背景には、人口の増加などにより主食であった米の生産量が不足だったこと、また朴正熙パクチョンヒ政権の経済計画があった。

1969年から1977年まで毎週水曜日と土曜日(午前11時~午後5時)には米で作った食べ物を販売することはできず、この日を米がない日、(無米日)と呼んだ。 米の代わりに小麦粉で作った麺やスジェビ(すいとんのようなもの)などの食べ物を販売しなければならず、またソルロンタンなどの食べ物には一定比率の小麦粉麺を使うように強制されたが、現在、一部の食堂でソルロンタンを注文すると麺が一緒に巻出されるのはこの時代の痕跡である。
引用:韓国民俗文化大百科事典

ソウル名物 ソルロンタンに麺が入っている理由

ソルロンタンは濃厚で栄養満点(太る…)

米の消費を抑え、粉食(小麦粉を使う料理)を奨励した朴正熙パクチョンヒ政権は、義務的にソルロンタンに一定の分量のグクス(麺)を入れて販売、提供するよう行政措置をとった。罰則もあった。小麦粉は当時、輸入と援助が増え、安価だったため、ご飯を減らし、その分グクスで量を補ったんです。

ソウル名物 ソルロンタンに麺が入っている理由

記事:ソウルサラン

わたしは子供の頃からソルロンタンやコムタンを家で食べていたけど、ソーメンは入ってませんでした。韓国の食堂では結構入っている確率が高い。個人的には、この白いスープにソーメン(のような麺)はあまり合わないと思っていたけど、味覚とは関係なく、韓国と米国の関係、政策だったことを知れば納得。

ソルロンタンはご飯を入れたり、一緒に食べます。麺まで食べると異常にお腹いっぱいになってしまうため、大体麺は食べられず残してました。決して小食でも贅沢でもなく、韓国の食堂は一人分の量が本、、、当に多いから… しかし逆に、お腹が空いてる食欲旺盛な人ならうれしいですね。

韓国の食堂のご飯

ちなみにご飯のほうは、何かしらの雑穀や豆を混ぜているお店もありますが、そう多くはない。いままで撮り続けた写真を探しても、断然白米が多い。

韓国の食事、雑穀や豆ご飯

豆ご飯とメウンタン

雑穀や豆を混ぜているのは、混粉食奨励運動や、もっと昔からの生活の知恵と考えることもできますが、どちらかというと単純においしいから、また昨今の健康ブームにより、新たに雑穀や豆の栄養価が注目されていることが理由にあげられると思う。おいしくて見た目も美しく、健康にも良いなら何よりです。

韓国の食事、雑穀や豆ご飯

こんなかんじで雑穀ご飯とスンドゥブ(純豆腐)

韓国の食事、雑穀や豆ご飯

雑穀米。これは某官公庁のランチメニュー

ソウル名物のソルロンタン、栄養満点です。マシッケ トゥセヨ(おいしく食べてください)
テヒ


 
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