韓国の洗濯事情は、おおむね日本と似たような感じですがやはり少し違います。
その一 洗濯物を外に干さない
韓国の住宅にはベランダの代わりにサンルームのようなスペースが設けられていて、洗濯物はそこに干します。ミセモンジと呼ばれる超微細ホコリも防げるし、夏はもちろん、冬もオンドルで室内が暖かいので、すぐ乾きます。
先進国では、洗濯物を外に干さない国はとても多い。日常的にベランダや庭先、人から見えることころに洗濯物を干す日本のほうが珍しい。おそらく湿気の多い気候も関係していて、布団や洗濯物を太陽光にあてることはとても良いこと、という考えがありますね。ところで洗濯物を外に干さなければ下着ドロボーという犯罪はかなり少なくなるんじゃないかと思う。
その二 洗える布団
韓国はふわふわすべすべした感触のまるごと洗える布団が主流です。カバーをかけるタイプの布団を使う人もいるとは思いますが・・・聞き込み調査をしたところ、周囲にはまったくいなかった。
日本では布団にカバーをかけて使い、布団は基本洗わず天日干し、カバーは洗濯というパターンが多いですね。そのあたりの文化が異なります。
洗濯専門店 クリントピア
わたしの場合、布団を家で洗濯することはできるんですが、乾燥機がないので、布団は近所のクリントピアで洗ってます。クリントピアはクリーニングのチェーン店で、一般的なクリーニング業務を行う便利店に、布団など大きいものが洗えるコインウォッシュ(コインランドリー)が併設されている洗濯専門店です。
そしてクリントピアの看板男は、この人です。
韓国のボーイズグループ 아스트로(ASTRO) アストロのメンバーで歌手、俳優のチャ・ウヌ。オルグルチョンジェ、マンチッナムとか呼ばれています。オルグルチョンジェは直訳すると顔の天才・・・だけど直訳はしないでそのままなんとなく韓国語でかんじてほしいところです。
マンチッナム(만화를 찢고 나온 듯한 남자 の略)は、漫画から出てきたような男という意味。韓国では漫画はウェブトゥンが主流ですが、元々人気のウェブトゥンだったドラマに出演し、少女漫画からそのまま出てきた王子様だ~と大人気に。わたしの母もチャ・ウヌの出演しているドラマ「新米史官ク・ヘリョン」を「うっとりしながら見てる」そうよ。
う~ん確かに・・・この人に限らず、韓国のイケメンはスタイルがすごい。この顔で背が高くない人はわりと存在するかもしれないけど、このスタイルでこの顔。天が与えた才か。
韓国のコインウォッシュ(コインランドリー)
まず自動販売機兼 両替機でお金を500ウォン硬貨に両替。
大型洗濯機の基本コースは4,000ウォン。特大洗濯機は4,500ウォン。それぞれ500ウォン追加すれば、洗濯、すすぎ、脱水の時間を延長することが可能。
洗剤と柔軟剤は自動的に投入されます。
備え付けのベーキングソーダ。殺菌、消毒、美白に効果があるそうです。軽~くひとさじ投入。
クリントピアの店内の模型。きれいにつくってある・・・けど顔の天才の顔が無くなってる!!
ペン(ファン)が持って行ったか?それとも男の嫉妬か?
清潔感があり、さわやかな笑顔。洗濯専門店にぴったりのイメージです。
こちらのクリントピアにはミスターコピや各種お茶、高麗人参茶などがおかれていて自由に飲めます。
テレビ、エアコンも装備。リモコンも備え付けられています。当然ワイファイも利用可能。
また、退屈しないようさまざまな本が置かれた読書コーナーも。こちらは自己啓発&宗教的な本が多め。ただしこれらは主人の趣向によるお店ごとのサービスなので、クリントピア全店にあるわけではない。
洗濯、すすぎ、脱水後は乾燥機に洗濯物を移して、乾燥させます。大型乾燥機は30分4,000ウォン。特大は4,500ウォンから。お好みに合わせて延長可能。
日本のコインランドリーと大きな違いはないですが、わりと設備が充実していて、洗濯~乾燥が終わるまでの1時間ほど、スマホがなくても退屈しないで時間をすごせます。
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