警察博物館は、これまでの警察の足跡と活躍を振り返り、警察のあるべき姿を確立しながら、国民によりそった治安サービスを提供するため、国民と警察がともに共有できる文化空間を目指して設立された博物館です。
博物館部分はこのような構成になっています。
6階 紹介の場 | 警察関連の映像鑑賞 |
5階 歴史の場 | 朝鮮時代~現在までの警察の歴史、制服や遺物 |
4階 理解の場 | 警察の業務や装備、特攻隊など特殊警察の紹介 |
3階 事務室・所蔵庫 | 立ち入り禁止 |
2階 体験の場 | 各種体験コーナー シュミレーション射撃など |
1階 歓迎・歓送の場 | 警察車両や警察庁長 執務室など |
入口を入るとすぐ右側にロッカーがあるので、荷物を預けることができます。正面に受付があり、並んでいるパンフレットは韓国語と英語のみですが、受付の方に聞いたところ日本語のパンフレットも用意されているそうです。
1階 歓迎・歓送の場
一階は主にフォトゾーンです。
2階 体験の場
警察の装備を直接体験できます。基本的にお子さま向けですが、シュミレーション射撃などもあり、大人も楽しめる構成になっています。
ウソをつくと、呼吸、血圧、脈拍などが変化するため、この変化を探知し、陳述が本当かどうか科学的に判断する機械。こわいです。
シュミレーション射撃は時間が決まっいて、一日6回、10時30分から一時間ごとに体験できます。となりにある「射撃統制室」で運営しているそうです。
ちなみに韓国では警察は「112」です。事故や事件の申告を受けつけ、処理される過程を体験できる「112 申告センター」体験もできます。お子さまには最高の遊び場です。
4階 理解の場
分野別の多様な業務と、それぞれ業務別の装備、制服などが展示されています。
特殊警察のジオラマは、山岳救助隊、地下鉄警察隊、警察楽隊、交通警察隊、漢江警察隊、警察特攻隊の業務を知ることができます。
5階 歴史の場
朝鮮時代から大韓帝国、日帝強占期(日本植民地の時代)、米軍政期、治安軍時代、治安本部時代、現在の警察に至るまでの警察の歴史と、制服や遺物が関連映像とともに展示されています。
祖国を守るため戦死、殉職した警察官の業績と名誉を称え、追慕する空間があります。中にはボタン操作で映像が流れ、献花できる機械も用意されています。
警察のシンボルマーク
警察60周年記念で新しく選定された韓国警察のシンボルマークは、大鷲(警察)が、無窮花(韓国の国花。国家と国民をあらわす)をつかみ空高く飛び上がる姿をあらわしています。
6階 紹介の場
6階には、警察関連のさまざまな映像を見ることができる映像室があります。とてもすわり心地が良い椅子で、80席あり、小さな映画館のようです。一日6回で10、11、13、14、15、16時となっていましたが、変更の可能性もあります。上映の時間は映像室の前に貼り出されているので事前に確認し、時間になったら映像室前で待っていれば、観ることができます。4種類の映像があり、時間は6分~長くて13分程度。何が上映されるかは「観覧対象によって選別」と書いてありました。
警察博物館は、ソウル歴史博物館 横の慶熙宮からすぐの場所にあります。後ろには敦義門博物館マウルがあり、この辺りは見どころがたくさんあります。光化門広場からも歩ける距離で、一日遊べます。わたしは警察博物館は3回行きましたが、また行くつもりです。写真スポットもたくさんあり、本当におすすめのスポットです。
それではまた。アンニョン~
Address
서울특별시 종로구 새문안로 41
41 Saemoonan-ro, Jongno-gu, Seoul
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