振替休日制度の改正
カレンダーの赤い日が公休日と重なる時、平日の一日を代わりに休日にできる、振替休日制度。韓国にも日本も同様の制度があります。韓国ではこれまで、旧正月および秋夕(チュソク)の期間、子どもの日の7日に限り振替休日が適用されていましたが・・・
そこで今年2021年8月4日、振替休日に関する法律が一部改正され、国慶日(クッキョンイル)のうち下記の4日にも振替休日制度が、拡大して適用されるようになりました。(*国慶日=国の慶事がある日のうち、制憲節はもともと休日ではない)
❍ 3・1節(サミルジョル)
❍ 光復節(クァンボッジョル)
❍ 開天節(ケチョンジョル)
❍ ハングルの日
参考:大韓民国政策ブリーフィング(www.korea.kr)
この法律は「国家の公休日を指定することにより、社会各分野の公休日運営に統一性を期すること」が目的で、毎年かならず振替休日となるわけではなく、状況によって変わります。
今年2021年の振替休日は?
2021年は、公休日が3日少ないことに加え、コロナ19による状況も考慮され
❍ 8月15日(光復節)→ 8月16日 振替
❍ 10月3日(開天節) → 10月4日 振替
❍ 10月9日(ハングルの日)→ 10月11日 振替休日、となりました。
韓国の休日は臨機応変型で、その他にも、カレンダーが作られた時期に休みではなかった日が、さまざまな事情から公休日となることがあります。休みになってうれしい人もいれば、仕事をしたいけど、取引先が休みになったため仕事ができない・・・など損害を被る人もいるわけです。
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