メギタン専門店「走れナマズ」

メギタンのマッチブ（おいしい店）

韓国でナマズを提供するお店、多くはないですが、たまに見かけます。補養食として食べられてきたナマズは、澄んだ小川が多い地域などには、長年の伝統的なお店もあります。
メギタン（ナマズ鍋）を食べるのは2回目。初めて食べたのは2年前、臨津江（イムジンガン）近くの50年伝統の有名店で食べました。

タルリョラ メギ（走れナマズ）

タルリョラ メギ（달려라 메기）＝走れナマズ。こちらのお店、口コミで高評価が多く気になっていて、昨年から何度か訪問してたんですが、夕方、材料切れで閉めるところだったり、コロナ対応で店が開いていなかったり･･･
4度目の正直で、電話確認したところ、この日土曜は11時から15時まで開いているとのことで、行ってきました～タルリョラ～♪（走れ～）

お店に入ると、たくさんの有名人のサインが目にはいります。俳優、サッカー選手や国会議員のサイン･･･

昨年の日本映画「新聞記者」で日本アカデミー賞で最優秀女優賞に輝いた、シム・ウンギョンさん来店時の写真＆サインもあります。現在と変わらないように見えますが、なんと11年前ですね。

子役出身俳優のユ・スンホさんのサインもあります。

韓国の伝統家屋、韓屋（ハノク）を改装して造られた店舗。入口を入るとすぐ大きな天窓があります。韓屋（ハノク）と天窓って、なんとなく意外な感じを受けますが、昔ながらの韓屋（ハノク）に住んでいる友人の家にも、やはり天窓がありました。構造的に、天窓がなかったら暗いんでしょう。日中は電気をつけなくても明るく、なにより開放感があって良いですね。

個室もあります。

メギタン（ナマズ鍋）

メギタンを注文すると「辛さは？」と聞かれました。激辛だと食べられないので

辛さを聞いてくれるお店は多くないですが、何もいわずに油断していると、泣けるほど激辛の時もあるので、最初に伝えることがなにより重要です♥

味見･･･スープの食べ方が悪かったせいか一口目からのどにきて

…となったんですが、食べていくと、わりとマイルドな辛さでした。

主役のナマズは･･･大きいのが2匹、デロっとはいっています♥見た目は、まあ、なんというか。ＳＡＫＡＮＡ、ってかんじです。

ナマズの味は、

なんだろう･･･すこし秋刀魚の食感＆味に似てますが、秋刀魚よりもっとふわふわしてやわらかい。こんなやわらかい魚は他にないように思います。味は、思ったより淡白ではなく、しっかりした旨みがありました。

ビンオティギム。ワカサギのてんぷらです。これは注文必須。とってもおいしい。かなり食べてから写真を撮りましたが、かなりの量で大満足です。

メニューをみると「帰ってきたビンオティギム」とあります。ワカサギは1～4月が旬だそうですので、冬の間だけ食べられるから、そう書いてあるのかもしれません。

途中で、〆はご飯か麺かラーメンか、聞かれます。麺を選びました。素麺タイプでさっぱりしておいしかったです。

おひとり様OK

「一人で食べてもさみしくない味！」「寒い冬、オタン、オグクスを食べてあたたかい冬を過ごしてください 」
韓国はバンチャン（おかず）がたくさんでるため、注文は二人前から、というお店がまだ多いですが、こちらはおひとり様もOK。一人の場合は、オタン（スープ）、またはオグクス（麺入り）を注文するといいです。

フレンドリーなご主人が親切に席を回り、席＆鍋を見てくれ、雰囲気も良かったです。このお店が人気の理由のひとつだと思いました。