貞洞（チョンドン）劇場で、韓国の伝統公演を観てきました。貞洞劇場は韓国の伝統芸術を制作、上演する伝統公演の専用劇場です。市庁方面から、徳寿宮大漢門の横の道をまっすぐ行った右側に位置しています。
徳寿宮大漢門
参考
上の写真は徳寿宮の王宮守門将交代儀式。月曜日を除く毎日、11時、14時、15時30分から行われています。
美しい散歩道「徳寿宮トルダムギル」
徳寿宮の壁に沿って続く道は「徳寿宮トルダムギル」と呼ばれ、石垣と街路樹がとても美しく、韓国でとても有名なデートコースです。韓国ドラマでも、ここを散策しているシーンがよく出てきます♥
夏の徳寿宮トルダムギル
平昌オリンピックが開催された2018年冬のトルダムギル
この徳寿宮トルダムギルをゆっくり散策しながら歩いて行く…はずだったのですが、時間に遅れそうになり、全速力で貞洞劇場まで走りました･･･
貞洞劇場「宮・チャンノクス伝」
貞洞劇場のロビーではスタッフも韓服を着ていて、伝統的な雰囲気をひときわ引き立てていました。
貞洞劇場
劇場はこのとおり、かなり傾斜があり、前の人の座高が高くても邪魔にならない設計になっています。昔の映画館や劇場は広いのに傾斜が緩やかでした。
…という話を以前は良く聞きましたが、最近は聞きませんよね。劇場は進化しているんですね。
「宮・THE PALACE 張緑水伝」
韓国で悪い女の代名詞、といわれる張緑水を描いた舞台です。韓国の有名な女優は、一度は張緑水を演じた、といわれるくらい何度も映画やドラマが作られているそうです。
あらすじ
張緑水は、暴君として知られる朝鮮王朝代10代国王燕山君の後宮。貧しい生まれだったが妓生 になり、秀でた芸の才能から王に見初められて後宮になった。王の寵愛のもと、政治にも影響を与え、やりたい放題でしたが、最期は…
公演は一時間半ほどで、あっという間でした。表情、指先の動きまですべてが完璧！「この人たちはどんな人生を歩いてきたんだろう？」なんて想像するだけで楽しい♥
公演が終わりに近づいた頃、「今から写真を撮ってもＯＫです」というアナウンスが流れ、舞台の写真を撮ることができます。
色鮮やかな韓服がとても美しい
みんな美しい～韓国の民族人形のようです。韓国の人形がほしくなりました。
すごい身体能力
伝統公演でありながらとても現代的。踊りや演技のすばらしさに加え、映像や照明がより公演を盛り上げる～
公演後、出演者が早々にロビーにきてくれて、一緒に記念撮影できました。
韓国の伝統舞踊、伝統音楽。とても韓国らしい公演なので、韓国に友人が来たら案内したいなあ、と思いました。貞洞劇場の周辺は観光スポットも多いので本当におすすめです。
それではアンニョン～
Address
Jeongdong-gil, Jung-gu, Seoul, 43 (Jeongdong)
